2017/05/02
THE REFLECTING SKIN
謎の代休により明日から6連休となる娘がリビングで男女数名と遊んでいる。非常に楽しそうなので、なになになに?どれどれどれ?と混ざろうとしても、あっ…はーい…的なかわし方をして私の立ち去り待ちをしてくるので、テレビゲームで全員容赦なく殲滅しておいたしボードゲームでも完膚なきまで叩きのめしておいた。というのは昨日の話。
頭悪そうな柄のTシャツが好きなのでZARAのメンズSサイズをよく買う。「部屋着」という言葉を免罪符にしているけれど日に日に活動範囲はひろがり、今では二子玉川くらいだったら着ていくというテイタラク。ライズに新しく「CHEESE GARDEN」という店が出来ていたのでチーズケーキとお試しクッキーを。ケーキは濃厚で美味しかったけれどクッキーは普通。甘みの少ないスパイシーで濃厚なチーズクッキーにはなかなか出会えない。
「柔らかい殻 The Reflecting Skin」(1990年/イギリス)
画家であり、小説家でもあるP・リドリーの初監督作品。1950年代、アイダホ。小麦畑の広がる田舎に育った8歳のセスは、ある日友達のイーブンとキムと共に一人暮らしの謎めいたイギリス人女性ドルフィンにいたずらをし、母に叱られて謝りに行かされた。鯨の骨や古いモリが飾られた異様な雰囲気の家の中で、自殺した夫の髪の毛や歯をドルフィンに見せられたセスは、たまたま父が読んでいた本からの連想で彼女を吸血鬼と思い込む。その翌日、イーブンの死体がセスの家の井戸の中から発見された……。
思うように本が読めないので映画を観ている。といっても肩こりと頭痛で集中力もないので家にあるものを気まぐれに。本とDVDは売るほどある。けれどラインナップがちょっとアレな感じなので人様の前で詳らかにできるはずもなく、死後は焼却処分希望。
原題の「THE REFLECTING SKIN」に対し邦題は「柔らかい殻」。素晴らしい。大昔にレンタルのVHSビデオで観て以来とても好きな作品。暗く美しいパースの歪んだ世界。漠然とした不安と悪意と居心地の悪さ。悪夢のような世界だと評されることが多いけれど、ここに自分の現実をを見出してしまう瞬間こそが悪い夢を見ているようで、その夢は自分が作り出しているのだということが恐ろしいのだ。時々、何かを契機にして繰り返し観てしまうのだけれど、それもこれもDVD化されたおかげ。多分というか絶対に出演しているヴィゴ・モーテンセンが後にLOTRのアラゴルン役で一躍世界的なスターになったためだと思う。まるでヴィゴが主役のようなパッケージになっているので純粋なるヴィゴのファンにはちょっと申し訳ない気もしなくはないけれど。ヴィゴのファンの方には同監督の次作「聖なる狂気」の方が見どころは多いと思う。けど。けどなあ。私は好みの話じゃない。
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