2017/05/11
パードレはそこにいる
昨日記したようにUV製品をきちんと使い始めるようになると時期的にサプリメントも見直さなくてはならくなる。冬の間はビタミンCを摂るだった。リプライセルCが自分には一番効果があるとわかっていても味が苦手で、似たような効果が期待できそうで錠剤のDr. Mercolaのプレミアム・サプリメントリポソーム・ビタミンCに逃げていたのだ。これも悪いわけではないけれど5月からはリプライセルCを真面目に摂るとともにLシステインも追加する。副作用として白髪の増加が言われているようだけど多分個人差が大きいのだろう、私は気にならない。ちなみに国内サイトより幾分安価なので全てIHERBで購っている。薬学を修めた妹ちゃんが言うには、高いサプリメントをいろいろ飲む必要などなく信頼できるメーカーのマルチビタミンとビタミンCを規定量摂取するだけで充分である、らしいので質実剛健な気質の方にはそちらをおすすめしたい。私はもうほら藁にもすがりたいタイプだから。
サンドローネ・ダツィエーリ「パードレはそこにいる」(2016、早川書房)
勇猛果敢でずば抜けた能力を持ちながらも、現在は休職中の女性捜査官、コロンバ。少年時代を誘拐犯に監禁されて過ごし、閉所恐怖症をわずらう失踪人捜索専門のコンサルタント、ダンテ。ローマで女性が惨殺され、その六歳の息子が行方不明になったとき、捜査の行く先を懸念する警察幹部は、ひそかに事件を彼らの手に託した。それぞれ過去の凄惨な出来事が残した傷を抱えるふたりは、喧嘩を重ねつつも協力して真相を追う!
上下巻、一瞬も飽くことなく一気読み。大変面白い。あらすじで思うほど陰惨な描写は少なく、個人的に望むイタリア人らしさ、振り向かない立ち止まらない兎に角前に進むのみ、がたとえ心に傷を負った二人であってもそれらが発揮されているようで、恐ろしい事件に巻き込まれていくにも関わらずどこかに明るさがある。老練な作家が意図的に娯楽作を生み出そうとしたのだと思うけれど、その企みがありがたく感じるほどに良い読後感。主人公の二人もとても魅力的で、終盤に差し掛かかるころには読み終えてこの二人と別れることが寂しく感じられるほどだったので、ラストにもにんまり。私としては作中に「若いころのジェレミー・アイアンズを思わせる」と描かれたダンテの庇護者とも思える弁護士がもっと登場して欲しかったところ。ジェレミー・アイアンズ好きだからね。そしてダンテは何故か思い浮かんだベン・ウィショーで読んでいた。これはそう悪くない配役だったと思っている。
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